2004年06月06日
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リーアのトーノ・ゼロ准将は、いかにして任務ポイントランキング1位を失ったか

Written By: トーノZERO連絡先

 昨日(6月5日)の朝8時に、リーアの第9クールの第2週が終了しました。

 リーアのトーノ・ゼロ准将は個人任務ランキング2位という成績で終わりました。

 実は、今作戦では、かなり長い時間、個人任務ランキング1位になっていました。更に、長期任務中に、その時点までに稼いでいるはずのポイントを加算した仮想的なランキングを見た場合、最後の数日間から作戦終了数時間前まで、ずっと1位をキープすることができていました。

 それにも関わらず、最終的に1位を奪われたのはなぜか。

 その経緯を書いてみます。

作戦計画・こんな作戦を立てていたのだ! §

 MP1位のランキング戦の特徴は、完璧なポイント稼ぎはあり得ないことです。

 理論的に可能な最大ポイントを稼ぐことは、体力的な問題から不可能だと思います。

 であるならば、どこまで体力を注ぎ込むかの駆け引きが発生します。

 前クールに見たテリー・デザリオ准将の戦略は、先行逃げ切り型でした。圧倒的に多くのポイントを稼ぎ出してしまい、相手の戦意を喪失させます。

 しかし、戦意あるライバルを相手にする場合は、泥沼の体力勝負に陥る可能性があり、これは日常生活の崩壊をもたらしかねません。これは避けるべきだと考えました。

 とすると、最善の手段は、できるだけライバルを本気にさせないことが重要となります。つまり、ポイント的に大きく突き放さないと言うことです。

 そして、対処する暇を与えないように、作戦終了間際にポイントを獲得するのです。

 そのためには、できるだけ作戦終了間際に最後の長期任務が終了するタイミングがベストです。

 作戦計画スケジュールは、これを前提に逆算して作成されることになります。

 まず、最適なタイミングで長期任務を開始する方法ですが、これは企業秘密です。

 任務には9時間ぐらい掛かるとして、マージンを取って10時間。ゆえに、6日8時に終わるために、5日22時に最後の長期任務に入ることとしました。

 5日の朝に長期任務を終了させ、5日の22時までの間に、長期駆逐を1回。隙間の時間には通常任務を行う、というのが最善のスケジュールだと判断しました。

 この際、昼間に行う長期任務は、マージンを取って任務に10時間を要するとして、22時までに終わるためには12時までに開始できれば良いことになります。

実際の経緯はこうだ! §

 5日の朝、9時半頃に長期任務が終了。

 12時までに任務開始できれば良いと言うことは、2時間半。マージンを除外すると、3時間半はあります。これだけあれば、トーノ隊とランコ隊の2部隊で引けば巣の長期駆逐が引けるか、あるいは立っている任務に支援に入れると判断しました。

 その後、通常任務を2回ほど挟みつつ、長期任務を引き続けました。

 しかし、巣の長期駆逐は引けず、かといって巣の駆逐の募集もほとんど見かけません。間に合わないと確定すれば、通常任務まわしを行おう、と心に決めました。それを行うのは、昼間しかあり得ません。深夜、朝8時まで通常任務を続けることは体力的に不可能であると言うだけでなく、支援者不足で成立しない可能性が高いからです。

 しかしマージンは厚く取ってあるから、と言うことで、ひたすら任務を待ちました。

 その結果、ようやく13:45分頃だったと思いますが、立っている巣の駆逐に支援で滑り込むことに成功。

 これで何とかなると思いきや。

 この立て主は、ザクII専用機、防御重視、強ねらい、距離1、遅延無し、というとんでもない機体を1つ入れていて、当然のように先に飛び出して敵の集中攻撃を食らって落ちていました。おかげで、ザクII専用機という有力な機体を1つ欠いた状態で戦うことになり、戦闘時間が延びてしまいました。

 この長期駆逐が終了したのは、23:30頃でした。

 残りは8時間半。

 ここが最後の決断どころでした。

 ライバルのフィールズ准将は通常任務を繰り返しつつ追い上げていました。

 ここで通常任務まわしに入れば、確実に体力勝負になります。仮にそれに勝ったとしても数日は影響が残ってしまうことになり、日常生活で敗北を迎えます。(しかも、その時点で、既に体力はかなり低下していたのだ!)

 強いPCなら8時間半で長期駆逐を完了することは不可能ではないはずだ。否、その方法でしか、MP1位を獲得して、かつ、日常生活でも敗北しない結末を迎えることはできない!

 そのように判断して、最後の長期任務を開始。

 ところが、この長期任務、進行が遅いのです。

 トーノ隊、ランコ隊は任務浸りで弱体化しており、もう1隊もパイロットレベルは高いものの、任務を高速で実行するのに適した編成ではありませんでした。トーノ隊、ランコ隊は徹底的に任務を高速実行するように、ぎりぎりまで壁を薄くして、その分、射撃力をアップ。スピードアップを図りましたが、それでも不十分でした。更に、数回のPC戦が入り、しかも薄くした壁のせいなのか2回もPC戦に敗北してしまい、致命的な遅れが発生しました。

 この任務が終了したのは、作戦終了から1時間20分遅れの9時20分頃でした。

戦況分析 §

 今回、ライバルだったのはフィールズ准将だけです。

 ヒロシ少将、ピロシ少将が追い上げていて、一時的にフィールズ准将を抜いて2位にいる状況もありましたがタイミングが遅く、ライバルにはなっていませんでした。

 以下は、作戦終盤のうちとフィールズ准将の獲得任務ポイント数の記録です。

時刻 うち フィールズ准将
06/04 13:00 67574 63789
06/04 14:00
06/04 15:00
06/04 16:00
06/04 17:00
06/04 18:00 68052
06/04 19:00 68661
06/04 20:00 69117
06/04 21:00 69726
06/04 22:00 70132
06/04 23:00
06/05 00:00 71833 70740
06/05 01:00 71196
06/05 02:00
06/05 06:00 72868
06/05 07:00 72868

 フィールズ准将は、18時までに長期任務を終了。そこから通常任務をまわし始めています。こちらは、23:30頃に長期任務が終了し、00:00の集計でそのポイントが入っています。その後、順調に通常任務でポイントを積み増していくフィールズ准将に対して、こちらは長期に入ったためにポイントは増えていません。

 集計1時間前の06:00~07:00の状況を見ると、約1000ポイントの差で負けていますが、フィールズ准将のポイントは増えていません。おそらくもうダウンして任務を継続していなかったのでしょう。

 その状況から考えると、05:00ぐらいに長期任務から抜け、通常任務を2~3回行うことで、MP1位をもぎ取れた可能性は考えられます。最後の長期任務が終わらないと分かった時点でそれぐらい考えれば良いだろう、と思うかも知れませんが、その考えは上手くありません。なぜなら、こちらが通常まわしに転換すれば、相手もそれに対応して任務を続けた可能性があるからです。そのリスクを考えれば、「こうすればMP1位を取れていた」というような架空戦記のような言い分は、あまり適切ではないでしょう。

敗因の分析 §

 たとえば、4日12:00ぐらいに巣の長期駆逐が引けていれば、MP1位は確実だったでしょう。その点で、運の問題、という言い方はできるかもしれません。また支援に入った長期任務の立て主がヘボ編成だった、ということも運の悪さと言えるかもしれません。

 しかし、負けたことを運のせいにすることは、けして好ましいことではないと考えます。確実に任務ポイントを稼ぐには、運の善し悪しに頼らない方策が必要です。ですから、リスクマネジメントの不足が招いた敗北、と言うのが正しいと思います。

 ちなみに、フィールズ准将も、けして思い通りの万全の任務ができていたわけではないことがポイントの変動から読み取れていました。程度の差こそあれ、運の悪さは誰にも等しく降り注いでいると思います。

 もう1つの仮定として、昼間の長期任務が引けなかった時点で、通常まわしに転換していれば、MP1位はほぼ確実だったということもあります。そこは判断ミスと言えるかもしれません。特に任務進行ペースに関する見積は甘すぎたと言えます。確実な数値の蓄積が不足していたことは否めません。確実な数値の蓄積は、リスクを軽減するために必要なもの、と考えれば、これもリスクマネジメントの問題と言えるかもしれません。

次はどうするか §

 とりあえず、勲章は808になりました。第2週までに最低でも800は超えておこう、と考えていたので、とりあえずは問題のない成果と言えます。

 少将になるには勲章1000が必要なので、残り192。この192を稼ぐには、まだまだ任務をたくさんこなす必要があります。勲章の一部は、任務ポイントランキング戦で上位に食い込んで貰いたいと思っているので、2週に1回はMP10位以内を目指すことになると思います。

 しかし、1位はどうでしょうね。ライバルが少なくて、楽に狙える時にだけ、狙ってみましょうか。

 ちなみに、MP上位を競う任務のやり方に関しては、今回の経験を踏まえ、いくつかアイデアがあります。しかし、どの方法が最善か、まだ分からない部分があります。と言うわけで、先のことはまだ未定です。